大晦日といえば

紅白歌合戦と日本人

晦日といえば、NHK紅白歌合戦
視聴率の低下を指摘されつつも、毎年、サプライズアーティストの出演にはじまり、司会、ゲスト、審査員、演出面でも工夫をこらす。
大御所、北島三郎の紅白ラストステージやリハーサルからキレまくる初出演の泉谷しげるさん。能年玲奈をはじめとするあまちゃんファミリー、檀蜜、ふなっしー進撃の巨人までも登場し、もはや歌合戦という大演芸合戦へシフトしているような感さえあります。

思えば、国民的番組「紅白歌合戦」は60年以上にわたり、時代とともに変遷を遂げてきました。世情の写し鏡なのかもしれません。

テレビ文化論を専門とする太田省一さんの『紅白歌合戦と日本人』は、それを実感させてくれる一冊でもありました。

本・コミック: 紅白歌合戦と日本人/太田省一:オンライン書店Honya Club com